PCゲームをやるには
PCの最適化・最適設定が大事です
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Comfortable PC
PCの設定最適化ツールではComfortable PCがおすすめ。
設定項目の詳細などが見れて、自分に必要か否か判断できるとこや、項目の多さ、設定のし易さがある。
Game Booster
最近のPCではそんなに変わらないとの声もありますが
1発でパソコンをゲームに最適化するフリーソフト Game Booster
ワンクリックするだけでWindowsのバックグラウンドで動いているアプリケーションやサービスを一時的に停止させ、パソコンをゲームに最適化することができるフリーソフトが「Game Booster」です。要求スペックの高い3Dゲームなどをもっと快適にプレイしたい時などに役立ちます。ソフトウェア自体の動作も軽く、面倒な設定も特に必要ないので気軽に短時間でゲーミングモードへと切り替えることが可能です。
また、ゲームに必要なドライバの更新をチェックする機能やゲームがインストールされているフォルダのデフラグを行うことができるなど、さまざまなゲームに役立つ機能が満載です。なお、Windows 2000/XP/Vista/7およびXP/Vista/7の64bit版に対応しています。
ダウンロードにインストール、ゲームへの最適化の詳細は以下から。
http://jp.iobit.com/free/gb.html
管理ツール
ちょっとした事なら調整可能なWindows標準搭載機能。
[コントロール パネル]→[管理ツール]→[サービス]を起動。
機能の詳細情報が書いてあるので、それに倣って自動・遅延起動・手動・無効を切り替えていく。
基本的にはindexファイルの生成と、Windows Updateの自動更新、Windows Image Acquisitionを無効化を推奨する。
Windows Updateは毎月上旬に公開され、多くのニュースサイトで更新のお知らせが届くので、自動更新が不要な場合が多い。
ラグ対策
以下の設定は、PCの細部を設定する上用語が多いので、PC初心者にとっては敷居の高い物です。
必ずある程度PCを使い慣れている人にやってもらってください。
Vista以降のOSでは、総合的に見れば7が優秀ですが、ネットワーク周りに関して言えば7よりXPの方が上です。
以下の設定は、Vista以降のOSを極力XPのネットワーク設定に近付けたりします。
使用しているネットワークデバイスは、[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\NetworkCards\]の、
数字が書いてあるキー→ServiceNameで参照できる。
ルーター設定の最適化
192.168.1.1、192.168.11.1などからルーター設定に行き、使っていない機能はOFFにすると通信速度の安定化・高速化が臨める。
又、古い製品のルーターやLANケーブルを使用している場合は交換をしてもいいかもしれない。
WPSやAOSSなど、PCに詳しくない人がPSPなどからインターネットを使う場合に用いる機能や、有線しか使っていないのに無線LANが生きているのは快適なインターネットをするにおいては不要な要素となる。
アンチチートプログラムのお世話
AVAに限らず、大抵のオンラインゲームではアンチチートプログラムが組み込まれている。
クライアントに対してしょっちゅうチェックが入るので、そこに更にアンチウイルスソフトウェアがアンチチートプログラムに対してチェックを掛けると、更なる処理を必要としてしまい、微小ではあるがラグの原因になりうる。
これを防ぐのは簡単で、アンチウイルスソフトのオプションから除外リストにアンチチートプログラムをぶち込む必要がある。
フリーゲームなどの怪しいゲームソフトを入れているわけでなければ、GameはGameでインストール時にフォルダ分けして、Gameフォルダを丸ごと除外するのが楽であるが、ほとんどのPCユーザーがそんな整理などしていないと思われるので、AVAのフォルダ毎除外に追加しよう。
DNS名解決サーバー変更
DNS名解決とは、例えばhogehogeというDNSを、127.0.0.1の様にIPに変換するものである。
何故そのままのIPでインターネットしないの?って聞かれると話が長くなるのだが、これを普段解決してくれているのはプロバイダのDNS解決なのである。
プロバイダのDNS解決だと、以下で述べるGoogleのDNS名解決サーバーに比べて、解決スピード(チリも積もれば山となるの考えで行くと、回線速度が多少ではあるが向上する。)だけではなく、セキュリティの向上に繋がるのである。
[コントロール パネル]から[ネットワーク]を探し、使用中のインターネット接続方法を右クリックで[プロパティ]を開く。
[インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)]の[プロパティ]にて、[次の DNSサーバーのアドレスを使う]にチェック。
以下を入力。
優先 DNS サーバー(P): 8.8.8.8
代替 DNS サーバー(A): 8.8.4.4
QoSを切る
QoSは、通信の帯域を予約して、通信ラグが起きない様に保証する技術であるが、通信の度にQoSの介入が入ってしまう為にQoS自体がラグの原因になってる場合がある。
特に無線LANでは、こちらをOFFにする事によって、回線速度の向上・安定化が望める。
[コントロール パネル]から[ネットワーク]を探し、使用中のインターネット接続方法を右クリックで[プロパティ]を開く。
[QoS パケットスケジューラ]のところのチェックを外して、OK。
MTU値最適化
コマンドプロンプトを管理者にて以下を入力。
ping -l 1426 -f [ご使用のプロバイダのIPに置換]
断片化されるまで値を大きくする。
1426でも断片化が発生する場合は徐々に下げていく。
1427以上でもまだ断片化が発生しない場合、少しずつ上げていってテストするとよい。
断片化直前の一番大きい値+28(IPヘッダ情報など)が最適値。
RWIN値最適化
設定はComfortable PC(ページ上部 参照)から行うといいです。
[最適RWIN値の探し方]-----
Vista/7以降
{以下のコマンドを[管理者モード]で[コマンドプロンプト]に打ち込むだけでOK。
但し、中には手動設定の方が高速化が望めるPCがあるらしい。
これは通信の度に、自動でRWIN値を変更してくれる機能で、RWIN値を入力しても無視される。}
netsh interface tcp set global autotuninglevel=highlyrestricted
XP以前
最適RWIN値 = MSS x 整数倍
PC環境に依存するので、速度測定をしながら調整。
余り大きい値にすると逆にパフォーマンスダウンします。
デフォルトで65535ですが、光回線の推奨値は131070(デフォルトの2倍)です。
レジストリの場所は[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters]の
[TcpWindowSize]、[DefaultReceiveWindow]、[DefaultSendWindow]。
無ければDWORD 32bitで作成してください。
MSS
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters]
DefaultMSSというDWORD値 32bitを作成。
10進数にて、MTU値最適化の項目で確認した、最適MTU値から40(IPヘッダ情報、TCPヘッダ情報など)引いた物を入力する。
TTL
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters]
DefaultTTLがあるか確認する。無ければDWORD値 32bitで作成。
Defaultでは128であるが、ISDNやADSLの8MBなどの遅い回線では64にすると速度向上が見込める。
ADSLの50MBや光回線のブロードバンドユーザーは無視をしてよい。
Selective ACK
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters]
エラーバッファを再送する機能。SackOptsをDWORD値 32bitで作成。有効は1で、推奨。
AFD
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\AFD\Parameters]
AFDを調整する事によって、若干の通信速度向上が見込める。
特にLargeBufferFileは、効果が大きいと見られる。推奨値は16384~32768である。
その他のMediumBufferFileやSmallBufferFileは、微々たる変化なのでデフォルトのままでよい。
しかし余り大きくしすぎるとパケットロスが発生しやすくなり、ラグの原因となる。
TcpAckFrequency設定
ゲームによっては効果が高い項目ですが、CPUやルーター、或いはサーバーに対する負荷増加が考えられます。
相当古いPCである場合は設定は控えるべきだと思われます。
①[ファイル名を指定して実行]から[regedit.exe]を開きます。
②[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces]
③その下の階層にあるものどれかが、使用しているネットワークなので探せや。
④[TcpAckFrequency]をDWORD値で作成。
⑤16進数にて、XP/Vista(NT用)は1に、2000以前は0を設定。
Scalable Networking Packの無効化
Vista以降から登場した機能です。
CPUやLANデバイスだけでは処理しきれない物の負担を他のデバイスで和らげようという機能なのですが、機能が不完全な為に処理の途中でパケットロスやメモリーリークなどの予期せぬ事態が発生してしまいます。
3つの機能を総称してSNPなのだが、1つでも有効であるとSNPを無効化したとは言えない。
[スタートメニュー]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[コマンド プロンプト]を[管理者権限で実行]。
以下のコマンドを順番に入力する。
netsh int tcp set global chimney=disabled
netsh int tcp set global rss=disabled
netsh int tcp set global netdma=disabled
最後にnetsh int tcp show globalと入力し、
TCP Chimney Offload
Receive-Side Scaling
Network Direct Memory Accessの三つが無効化(disabled)されているのを確認して完了。
※こちらはIP v4側だけ有効になっていればいいです。
輻輳制御アルゴリズムの変更
輻輳というのは、道路で言えば車の増加による渋滞の事。
制御アルゴリズムは、入りきれなかった車を誘導したり、そもそもこの輻輳状態を発生させない様に誘導してくれる交通誘導員と思ってよい。
ここのバイトだか派遣スタッフだかわからない奴の教育をしっかりするんだ!!
[スタートメニュー]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[コマンド プロンプト]を[管理者権限で実行]。
以下のコマンドを入力する。
netsh int tcp set global congestionprovider=ctcp
OKと表示されたらnetsh int tcp show globalで確認をする。
確認する項目は[アドオン輻輳制御プロバイダー]で、ここがctcpになっていればよい。
ハード関連
HDD
デフラグ
ディスクデフラグ>レジストリデフラグ>ブートタイムデフラグ。
この中でもっとも効果が高いと思われるのはディスクデフラグと思われる。
しょっちゅうソフトのアップデートやインストール、ファイルの削除・作成を繰り返してる場合は非常に効率の悪い状態となっているので、実行をおすすめする。
但しその他のソフトウェアを終了させないとデフラグの意味が無くなってしまうので、デフラグを掛ける際はPCに触らない時間に掛けよう。
レジストリデフラグはアプリをインストール→アンインストールを繰り返した結果、肥大化してしまったレジストリを削減する目的で使う。
肥大化したレジストリとは、即ちレジストリの残骸ではないので、レジストリクリーナーとの兼用かOS再インストールで解決しよう。
レジストリクリーナーと兼用する場合は、クリーナーを掛けてからのデフラグが効果が高い。
ブートタイムデフラグについては、最近のPCの場合はスリープモードを使う場合が多いので、一から起動するという事が少なくなったのであまり効果は期待できない。
あくまで一からPCを立ち上げる時の速度を速くする為の物なので、無視してもよい。
おすすめディスクデフラグソフト My Defrag オープンソフトウェア。ブートタイムデフラグ付。
おすすめレジストリデフラグ Auslogics Registry Defrag
おすすめレジストリクリーナー C Cleaner
クラスタファイルサイズの調整
HDDはもはや1TBが当たり前になってきて、空き容量の心配をする事が少なくなった。
今回はこの有り余った空き容量を用いて、HDDの読み込み速度を上昇させようかと思う。
もし、大量に空き容量があるならば是非設定すべきであるが、設定に失敗してデータが飛んでしまう危険性を伴うし、
フォーマットしてからでないとそもそも実行できない場合が多々あるので、フォーマットされたパーティションに適用しよう。
基本的に恩恵を得られるクラスタファイルサイズが16kb~64kb(デフォルトが4kb。)で、このサイズがデカい程1ファイル毎のHDD圧迫率が高い。
おすすめパーティション管理ソフト Partition Wizard
あれ?無料版は既存のパーティションに対して、クラスタファイルサイズ変更が実行不可能だった様な?(未確認)
NVIDIA設定
NVIDIA使用者は、[NVIDIAコントロールパネル]で、パフォーマンス志向にしとくとよい。
[垂直同期]は大幅にFPSが下がるので[強制オフ]推奨。
また、[レンダリング前最大フレーム数]は1~2が最適である。
これはGPUで処理するはずの物をCPUで先に処理してから描写する機能。
通常は3でいいのですが、入力機器の反応が遅れない様にしたり、CPUとGPUの処理を効率良く分散させる為にも推奨は2。
描画の遅延も考えられる。
それでも遅延が気になる程度だったら1にするといいが、この場合、3と比べてFPSが若干下がると考えていい。
マルチコアの人は基本的に1がいいかもしれないという記事を見るので、スペックに余裕のある人は1がよいだろう。
0にするとFPSが大幅に低下し、描写との間に微妙なズレが生じるので要注意です。
Windows Aero機能の無効化
Vista以降のOSでは、Windows Aeroの処理が描画の最初に加わる為、XPに比べて3フレーム程遅延する可能性がある。
デスクトップ外観をよくするだけのものなので、ゲーム中では不要である。
ただ、この機能を無効化すると一部のアプリケーションでは不具合が起きる可能性があり、AVAの時だけOFFにするとよい。
C:\Program Files\GameOn\Alliance of Valiant Arms\Binaries\AVA.exe→[プロパティ]→[互換性]タブ→[デスクトップコンポジションを無効にする]にチェックを入れてOK。
CREATIVE Sound Blasterシリーズ設定
この設定は、立体音響を有効にする設定である。
XP
①[スタート メニュー]→[すべてのプログラム]→[Creative]→[オーディオコンソール]
②Creative側オーディオコンソールとWindows側のスピーカーオプションの同期を解除
③Creativeのオーディオコンソール側はヘッドホンを指定
④CMSS-3Dにチェックを入れる
Vista/7
上記の手順に加え、CREATIVE ALchemyを起動。
追加を押し ゲームタイトルを入力。
レジストリパスの使用に
HKEY_CURRENT_USER\Software\gameon\GameChu\AVA\location
インストールするサブフォルダにチェックを入れ
Binaries\
設定項目 バッファ5 時間10 最大ボイス128に指定
"Direct Musicを無効にする"はチェックボックスをいれてはいけない。
OKを押し、AVAを起動し、AVAの[オーディオ設定]→[残響効果]のチェックをOFF
マウス加速OFF
FPSでは、常に一定の速度でマウス操作出来る方がAIM安定すると言われている。
マウス加速をONのままにしておくと、自分の思う様にマウスが動いてくれない場面が多々あるので、OFF推奨である。
最初は慣れないとは思うが、FPSプレイヤーとしては絶対に設定しておくべき項目である。
メモ帳に以下を貼り付け、拡張子の変更ができる状態で拡張子を .reg に変更して実行。
Vista/Windows7では、[コントロール パネル]→[マウス]→[ポインターの精度を高める]を解除するだけでいいらしい。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Mouse]
"SmoothMouseXCurve"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,00,a0,00,00,00,00,00,00,00,40,\
01,00,00,00,00,00,00,80,02,00,00,00,00,00,00,00,05,00,00,00,00,00
"SmoothMouseYCurve"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,66,a6,02,00,00,00,00,00,cd,4c,\
05,00,00,00,00,00,a0,99,0a,00,00,00,00,00,38,33,15,00,00,00,00,00
※レーザーマウスでは、不具合が起きやすく、加速やネガティヴアクセルなどが完全に無くならない模様です。
USBポーリングレート変更
ゲーミングマウスは付属のソフトウェア上で弄れます。
マウスの反応速度の調整です。デフォルトでは125Mhz(8ms)の場合が多いのですが、それを500Mhz(2ms)か1000Mhz(1ms)にしようと思います。
CPUに対する負荷が増加するので、スペックとの相談が必要かと思われます。
またsteel seriesの主張では、ディスプレイのリフレッシュレート(ほとんどの液晶が60hz)の倍数でUSBポーリングレートを設定するといいらしい。
これは視点切り替え時に波打ち現象が発生するのを防ぎ、更に入力デバイスと表示側のズレを防ぐ。
しかし、通常は60の倍数は設定出来ないので、ディスプレイとマウスを買う時の知識として憶えておく程度でよい。
1000Mhzにしても、マウスの性能によっては常に最大まで出ない。
マウスポーリングレートのチェックはDirect Mouserate Checkerで。